フィナステリド

フィンペシアの効果や副作用について大解説!

ドライヤーをかける男性
今の時代、薄毛で悩んでいる方というのはやはり人に相談するよりもサクサクとインターネットで調べてしまうものです。薄毛に関して調べている中で、フィンペシアというキーワードが目につくようになったという方も多いのではないでしょうか?
フィンペシアは薄毛で悩んでいる方にとっての救世主となり得る薬なのですが、薬だからこそきちんとその中身を理解しておかなければいけません。ここでは、フィンペシアが気になっている方のためにフィンペシアの効果や副作用についてお話ししていきたいと思います。フィンペシアについて理解を深めていきましょう。

知っておきたいフィンペシアの基礎知識!

まずは、フィンペシアについての基礎知識を身につけていきましょう。そもそもフィンペシアとは何なのかというところからお話ししていきたいのですが、フィンペシアというのは簡単に言ってしまえばインドの大手製薬会社シプラ社で製造された発毛治療薬になります。AGAとして知られる男性型脱毛症に有効な経口薬で、プロペシアのジェネリックにあたります。
ただ、世間一般ではジェネリックとして認識されているのですが、厳密には未承認医薬品にあたります。つまり、日本では承認されていない薬なのです。しかしながら、ジェネリックということでプロペシアよりもかなり安く入手することができますので、フィンペシアを希望する方も少なくありません。

フィンペシアの特徴

フィンペシアの特徴として挙げられるのが主成分です。というのも、フィンペシアの主成分はフィナステリドなのです。フィンペシアについてはよく知らないものの、フィナステリドについては知っているという方も多いのではないでしょうか。
フィンペシア自体は日本では未承認の薬なのですが、その主成分であるフィナステリドは日本でも発毛に効果のある成分として認められています。もともとフィナステリドは別の症状への薬として使われていたのですが、その中で発毛に効果があるとわかり発毛薬として使われるようになりました。

フィンペシアの効果

フィンペシアの効果についてですが、その前に男性型脱毛症のメカニズムについて理解しておきましょう。テストステロンという男性ホルモンが5α-リダクターゼという酵素によってジヒドロテストステロンに変わり、そのジヒドロテストステロンが男性型脱毛症を引き起こすと言われています。ジヒドロテストステロンによって、毛髪の成長サイクルが乱れ、抜け毛が増えていくのです。
フィンペシアの主成分であるフィナステリドは、5α-リダクターゼの働きを阻害します。これによって、男性型脱毛症の原因であるジヒドロテストステロンの発生も抑えられ、男性型脱毛症の進行を食い止めることができるのです。

フィンペシアはプロペシアとどこが違うの?

では、フィンペシアはプロペシアと具体的にどこがどう違うのでしょうか。まず、挙げられるのが価格です。プロペシアのジェネリックであるフィンペシアは、やはりその価格が圧倒的に安いです。だからこそ、フィンペシアを求める方も多いのです。
また、安全性の面でも違いがあります。プロペシアは国内でもきちんと認められている治療薬ですが、フィンペシアは先でもお話ししましたように未承認の薬になります。ジェネリックではあるものの、海外の薬であり、国内で承認されていないという点ではやはり不安が残ります。

フィンペシアの効果が出るまでの期間はどれくらい?期間ごとの口コミも!

フィンペシアの効果が出るまでの期間には、個人差があります。ただ、一般的には6ヶ月ほどで効果が出てくると言われています。最低でも6ヶ月は様子を見るようにしておいたほうがいいでしょう。
現在、フィンペシアを服用している方というのは少なくありません。フィンペシアは飲み続けないと効果が持続しないということで、かなりの長期間服用している方もいるようです。実際に、フィンペシアを服用している方の口コミをご紹介していきましょう。

フィンペシア服用1ヶ月の方

フィンペシアの服用1ヶ月くらいでは、どちらかというと「まだ効果を実感できない」「初期脱毛の症状が出ている」といった口コミのほうが多いようです。フィンペシアはもともと即効性のある薬ではありませんので、これは仕方がないでしょう。
ただ、一方ですでに「抜け毛が減ってきたかも?」といった効果を実感している方もいます。このあたりは個人差があります。

フィンペシア服用3ヶ月の方

フィンペシアの服用が3ヶ月にもなってくると、希望の持てる口コミが結構見られるようになります。「短い毛が生えてきた」「産毛が生えてきた」といった口コミが多くなります。変化が見られるからこそモチベーションも上がる時期でしょう。
一般的には6ヶ月と言われているものの、口コミを見ていると3ヶ月ほどで多くの方が変化を感じ始めるようです。もちろん、一方では「まだ効果を実感できない」という方もいます。

フィンペシア服用6ヶ月の方

フィンペシアの服用が6ヶ月にもなってくると、3ヶ月のとき以上に効果を実感している口コミが多くなります。3ヶ月のときには短い毛や産毛といったものが目立っていました。ただ、この時期になってくると「生えそろってきた」といった口コミも見られます。
もちろん、ここでも個人差というものはあります。劇的な変化を実感している方もいれば、ここでようやく短い毛や産毛の変化を感じる方もいます。ただ、かなり期待が持てる時期ではあるようです。

フィンペシア服用1年の方

フィンペシアを服用して1年にもなると、かなり多くの方がその効果を実感しているようです。服用を始めた頃と比べると劇的に変わったという口コミも結構見られますし、喜びが伝わってくるような口コミも多いです。逆に、効果を実感できない方の口コミというのはかなり減ってきます。
服用1年となってくると、その効果を持続させるために服用している方が多い印象です。変化を体感したいというわけではなく、変化後の状態をキープしたくてフィンペシアを服用している方が多いようです。もちろん、1年でようやく期待していた効果が出たという口コミもあります。

フィンペシアを使うならこんなところに注意!

フィンペシアも薬ですので、やはり使うにあたってはいくつかの注意点があります。細かく見ていくと、毎日1錠を服用すること、女性は服用しないこと、服用して効果を実感できるまでに時間がかかること、副作用のリスクがあること、20歳以上の方が服用することといったものが挙げられます。
ただ、他にも注意点があります。それはフィンペシアが男性型脱毛症の治療薬であるということと途中でやめてしまうと元に戻ってしまうということです。このふたつについて詳しくお話ししていきましょう。

フィンペシアの効果はあくまでも男性型脱毛症のみ

フィンペシアというのは、男性型脱毛症の治療薬です。そのため、男性型脱毛症によって薄毛になっている方であればその効果を実感することができますが、原因が別にある場合にはフィンペシアでは効果を発揮することができません。フィンペシアはあくまでも男性型脱毛症に特化した薬なのです。
そのため、もし自分の薄毛が男性型脱毛症なのかどうかわからないのであれば、まずはそこをはっきりさせないといけません。男性型脱毛症であることがわかった上で、フィンペシアを使うようにしましょう。

途中でやめると元に戻ってしまう

フィンペシアに限ったことではないのですが、人によっては自己判断で薬を途中止めにしてしまうこともあります。フィンペシアの場合、途中でやめてしまうと元に戻ってしまうと言われています。つまり、フィンペシアを服用し始める前の薄毛の状態に戻ってしまうのです。
また、加齢などの影響があると、元に戻ってしまうだけではなく、さらに薄毛が進行してしまうこともあります。もともとフィンペシアは体質改善などの薬ではありません。その効果を実感し続けたいのであれば、服用を続けることが必要になってきます。

気を付けて!フィンペシアにおける3つの副作用

フィンペシアに限ったことではないのですが、薬にはどのようなものにも副作用があります。フィンペシアも薬ですので、当然、副作用があります。ただ、フィンペシアの副作用というのは重大なものですので、そのリスクを理解した上での服用が求められます。
もちろん、副作用といってもそう高い発症率のものではありません。フィンペシアにおいては、性的な問題、肝機能障害、女性や子どもへのリスクといった3つの副作用が主になってきます。それぞれについて詳しく見ていきましょう。

性的な問題

フィンペシアでは、副作用として性的な問題を起こす可能性があります。いわゆる男性機能の低下なのですが、たとえば、性欲の減退やEDで知られる勃起機能障害といったものが挙げられます。特に、パートナーのいる男性にとっては重大な副作用です。
子作りを考えている男性にとっても、子作りの妨げになります。女性や子どもにとってもいいものではありませんので、子作りが終わってからフィンペシアの服用を開始するのがいいでしょう。

肝機能障害

フィンペシアの副作用としては、肝機能障害も挙げられます。ただ、これはもともと肝臓の悪い方がフィンペシアの服用によって、さらにその状態を悪くするといったケースも少なくありません。もちろん、肝機能に問題がないからといって油断は禁物です。
フィンペシアは薬です。薬である以上は、やはり肝臓に大なり小なりの負担をかけるものです。男性はお酒の席などで肝臓を酷使しがちですので、日頃から気を付けておくようにしましょう。

女性や子どもへのリスク

フィンペシアというのは、基本的にホルモンに働きかける薬になります。女性や子どもが間違ってフィンペシアを服用したり、フィンペシアに触れてしまったりすると、それによってホルモンバランスを崩してしまう可能性があります。特に、妊婦さんは要注意です。
男性がフィンペシアを服用する場合には、基本的に自分以外の誰も触れられないような状態にしておくことがベストです。身近なところに女性や子どもがいるという方は、特に気を付けておきましょう。

まとめ

フィンペシアはプロペシアのジェネリックです。世間一般ではジェネリックの認識ではあるものの、日本では承認されていない薬です。だからこそ、フィンペシアとはどういう薬なのか、どういう効果があるのか、副作用や注意点までしっかりと理解しておくことが大切です。