ミノキシジル

ミノキシジルタブレットの服用は副作用を理解した上で!

分け目はげ


薄毛について調べていると、「ミノキシジルタブレットがいい!」「ミノタブの効果すごい!」といった情報が目につくかと思います。確かに、ミノキシジルタブレットは薄毛に効果的だと言われています。しかしながら、薬である以上は服用にあたっての副作用もあります。
ミノキシジルタブレットの服用を考えているのであれば、まずはその副作用について理解しておきましょう。人によっては重大な副作用が起こることもありますので、服用前に知っておくべきです。

そもそもミノタブって?

ミノキシジルタブレットというのは、ミノキシジルを主成分としたタブレット状の薬のことを指します。「ミノタブ」という略称で呼ばれることが多いです。クリニックなどでも処方されることのある薬なのですが、薄毛の治療薬として正式に認められているものではありません。
もともとミノキシジルタブレットというのは、高血圧の方が血圧を下げるために飲む薬でした。その副作用として、体毛が濃くなるといったことが報告されるようになり、そこから発毛のために使われるようになったのです。簡単に言ってしまえば、血圧を下げるための薬を薄毛の治療に使っているということになります。
ミノキシジルタブレットの主成分であるミノキシジルには、血管拡張作用があります。これによって血行が促進されると、隅々にまで栄養と酸素が行き渡るようになり、髪が育ちやすくなります。発毛のための環境を整えることができるのです。

ミノキシジルタブレットの副作用で体毛が濃くなるって本当?

ミノキシジルタブレットは薬ですので、当然、副作用があります。その副作用のひとつとして、体毛が濃くなるというものが挙げられます。これは本当の話で、実際にその副作用を経験している方も少なくありません。
もともとミノキシジルタブレットは高血圧の方が血圧を下げるために飲んでいた薬で、その副作用から発毛に使われるようになりました。言ってしまえば、当たり前の副作用なのです。経口薬で血液に乗って全身に成分が巡るからこそ、全身の毛に作用し、体毛が濃くなってしまうのです。

ミノキシジルタブレットには血圧に関する副作用も

先でもお話ししましたが、ミノキシジルタブレットはもともと高血圧の方が血圧を下げるために飲んでいた薬です。血圧を下げる薬になりますので、血圧に関する副作用も当然出てきます。
血圧が下がり過ぎてしまうことによって、いわゆる低血圧の症状が出てくるようになります。具体的には、動悸やめまい、倦怠感といったものが挙げられます。もともと血圧の低い方は血圧が下がり過ぎてしまう可能性がありますので、要注意です。

知っておこう!ミノキシジルタブレットを服用する上での注意点

ミノキシジルタブレットにおいては、確かに薄毛に効果的だという声も多いです。ただ、服用をする上ではいくつかの注意点があります。この注意点を踏まえて服用しないと、薄毛の改善どころか健康を損なってしまう可能性があります。
先でも触れましたが、ミノキシジルタブレットというのはもともと血圧を下げるための薬です。そのため、低血圧気味の方はもちろん、すでに血圧に問題があって血圧の薬を飲んでいるという方はミノキシジルタブレットの服用を避けたほうがいいでしょう。どうしてもミノキシジルタブレットを服用したい場合には、お医者さんに相談することです。

お酒と一緒に飲まないこと

ビール


血圧には何の問題もないという方でも、お酒と一緒に飲むのは避けるようにしましょう。もちろん、お酒でミノキシジルタブレットを飲むなんて方はいないでしょうが、お酒を飲む前後の服用も避けておきたいものです。
お酒にも血管拡張作用がありますので、ミノキシジルタブレットの血管拡張作用と二重になってしまいます。それに、ミノキシジルタブレットは薬です。薬である以上は、大なり小なり肝臓に負担をかけることになります。肝臓への負担を減らす意味でも、避けるようにしましょう。

自己判断で量を増やし過ぎないこと

ミノキシジルタブレットを服用している方の中には、自分の体調に合わせて量を調節するという方もいます。実際に、体調を考慮しての調節というのは悪いことではありません。しかしながら、ミノキシジルタブレットの効果を期待して量を増やすのは考えものです。
ミノキシジルタブレットの量を増やし過ぎてしまうと、副作用のリスクも高まります。それに少量であっても継続することによって、効果を実感できるはずです。自己判断でミノキシジルタブレットの量を増やし過ぎないようにしましょう。

まとめ

ミノキシジルタブレットには、体毛が濃くなる、血圧が下がり過ぎる、低血圧の症状が出るといった副作用があります。ミノキシジルタブレットの服用を考えているのであれば、こういったリスクを理解しておきましょう。また、リスクを高めない服用の仕方というのも重要です。