食生活

「アルコールでハゲる」は本当だった!お酒好きは注意!

「アルコールでハゲる」という話を見聞きしたことのある方も多いでしょう。お酒が体に負担をかけるのは十分にわかっているでしょうし、だからこそ「そうだよな・・・」とどこか諦めにも似た感情を抱いてしまうかもしれません。
ただ、男性にとってお酒というのは切っても切れないものです。社会人にとっての飲み会などは将来にも影響してくるものです。飲みたくなくとも飲まざるを得ないというシーンはいくらでも出てくるものです。
もちろん、もともとお酒が大好きだという方もいるでしょう。しかしながら、どのような方であってもハゲたくないのであればお酒は控えるべきですし、飲むにしてもその飲み方に工夫をしていきましょう。

お酒は薄毛の原因になる可能性がある!

「アルコールでハゲる」というのは本当です。ただ、お酒を飲んだからといった誰もがハゲあがってしまうわけではありません。あくまでもお酒が薄毛の原因になる可能性があるという話なのです。
だからこそ、お酒を飲む機会の多い方というのはお酒を控えるようにすべきですし、その飲み方に工夫をしていかなければいけないのです。今は大丈夫でも、お酒を飲んでいる方はハゲる可能性があるということを意識しておくべきです。

お酒と薄毛ってどう関係しているの?

「アルコールでハゲる」というのが本当だという話をしたのですが、では実際にお酒と薄毛にはどのような関係があるのでしょうか。具体的にどういうところで関係してくるのかについて説明していきたいと思います。
まず、肝臓との関係です。お酒を飲むことによって、肝臓に負担がかかるということはご存知かと思います。そのために、オルニチンなどのサプリメントを摂取している方もいるかもしれません。
お酒を飲むと、体の中にアルコールが入ってくることになります。体の中にアルコールが入ってくると、肝臓ではアルコールの解毒作業をおこなっていくことになります。
普段、肝臓は血液の循環調整機能も担っているのですが、アルコールの解毒作業が入ってくると解毒作業のほうが優先されてしまいます。そうなってくると、血液の循環が悪くなりますので、頭皮や髪に必要な栄養素が行き届かなくなってしまいます。その結果、ハゲるというわけです。
また、お酒には糖分がたっぷりと含まれています。一般的に糖分というと、ケーキやお菓子といった甘いものを思い浮かべるかもしれません。しかしながら、お酒の原料となる麦や米、いもなどにはたっぷりの糖分が含まれているのです。
糖分を摂取しすぎると、肥満の原因にもなりますし、血液の循環にも悪影響が出てきます。特に、血液中に糖分が増えると血液がドロドロになり、流れにくくなり、頭皮や髪に栄養が行き届かなくなってしまうのです。
さらに、お酒を飲むときのおつまみも関係してきます。というのも、お酒を飲むときには脂っこいものを食べたいという方が本当に多いのです。サッパリしたものをおつまみにする方はそういないでしょう。
脂っこいものを食べると、それによって皮脂の分泌が過剰になってしまいます。適度な皮脂は必要ですが、過剰な皮脂というのは頭皮環境を悪化させて、余計なトラブルを引き起こしてしまいます。その結果、ハゲるということもあるのです。

それでも飲みたい!飲んでも薄毛にならないためのポイント!

お酒が薄毛につながるということはおわかりいただけたかと思いますが、それでもお酒を飲みたい、むしろ仕事で飲まなければいけないという方もいるでしょう。そういう場合には、飲んでも薄毛にならないようにいくつかのポイントを意識していきましょう。
まず、夜の10時から夜中の2時にかけては睡眠を確保するようにしましょう。いわゆるゴールデンタイムと呼ばれている時間帯になります。
ゴールデンタイムには成長ホルモンが分泌されますし、毛母細胞が一番活性化するといわれています。夜遅くまで飲み続けるのではなく、飲んだらささっと帰って睡眠を取ることです。
お酒は「百薬の長」とも言われています。実際に、お酒を飲むことによってリラックス効果も期待できますし、血行促進や睡眠への導入といった働きも期待できるのです。ただ、これは飲み過ぎなければの話です。
お酒に限ったことではないのですが、基本的に何事も度が過ぎると問題が生じてくるものです。お酒も飲み過ぎるからこそ、薄毛につながってくるのです。飲み過ぎないようにしましょう。
そして、お酒を飲むときのおつまみにも工夫をしましょう。お酒を飲むときにはこってりとした脂っぽいものを食べたくなるという方も多いのですが、それでは薄毛の対策にはなりません。
枝豆や豆腐といったサッパリ系のおつまみをいただくようにしましょう。枝豆にも豆腐にもイソフラボンが含まれていますので、このイソフラボンが頭皮や髪に働きかけてくれるのです。育毛剤にも含まれている成分であることを考えれば、おつまみのチョイスは重要です。

こんな人は特に注意!

男性であればやはりお酒を飲む機会は多いものです。しかしながら、それぞれでお酒の飲み方というのは違ってきます。ここでは、中でも特に注意してほしい方の特徴をご紹介しておきたいと思います。

  • タバコを吸う人
  • 飲み過ぎる人
  • 脂っこいものが好きな人
  • 夜中まで飲む人
  • 甘いものが好きな人

お酒と一緒にタバコを吸う方というのは、最悪な組み合わせであることを理解しておきましょう。タバコを吸うことによって、一酸化炭素やタール、ニコチンといった有毒な物質を体内に取り込むことになります。
特に、ニコチンの中毒性というのは、イライラを引き起こします。このイライラが薄毛を進行させてしまうこともあるのです。お酒とタバコの組み合わせにはメリットは一切ありません。
飲み過ぎる方も注意が必要です。二日酔いを頻繁に経験しているような方は、やはり飲み方というものを考え直すべきです。
二日酔いになるほど飲んでいるということは、肝臓も相当疲れています。血液の調整が十分にできなくなっている可能性がありますので、これも薄毛を悪化させてしまうのです。
脂っこいものが好きな人も言わずもがなという感じです。脂っぽいものは皮脂を過剰に分泌させてしまうので、それによって頭皮環境が悪化してしまいます。
脂漏性皮膚炎などになってしまったら、厄介です。抜け毛も増えるでしょうし、かゆみなどにも悩まされることになります。
夜中まで飲む方はせっかくのゴールデンタイムを活かせないまま薄毛を進行させてしまう可能性がありますし、甘いものが好きな方もお酒とのダブルパンチで血液がドロッドロになってしまいます。肥満と薄毛というさらなるダブルパンチで悩まされることになります。

まとめ

「アルコールでハゲる」というのは本当です。実際に、お酒というのは薄毛の原因となり得るものなのです。ただ、お酒を飲んだら絶対にハゲるというわけではありません。
男性は特にお酒の付き合いというものがどうしても出てくるものです。悪化させないように工夫しながらお酒と付き合っていくようにしましょう。