ハゲている方にとって、そのハゲをいかに隠すかというのは重要なポイントになってきます。ハゲを隠す方法のひとつとしてよく使われているのがパーマです。
実際に、今まさにパーマをかけているという方もいることでしょう。確かに、パーマというのはうまく使えば、ハゲを隠してくれるものです。しかしながら、だからといって万能というわけではありません。
ハゲ隠しのためにパーマを考えているのであれば、そのメリットとデメリットを理解して後悔しない選択をしましょう。注意点もいくつかありますので、よく考えて結論を出したいものです。
教えて!ハゲの人がパーマをかけるメリットとデメリット
まずは、ハゲの方がパーマをかけるメリットとデメリットについて理解しておきましょう。パーマというのは確かにうまく使えば、有効なハゲ隠しの手段となってくれるものです。
しかしながら、だからといってメリットばかりというわけにはいきません。メリットがある分、同じくらいのデメリットもあるのです。
ありがたい!ハゲの人がパーマをかけるメリット!
ハゲの方がパーマをかけるメリットなのですが、メリットを一言で言ってしまえばハゲを目立たなくしてくれるということです。人によってはパーマによってハゲであることを隠し通せるということもあるでしょう。
まず、パーマをかけることによって、髪のボリュームがアップします。ハゲの方というのは、やはり髪が細くなっていますし、それによって髪のボリュームも感じられなくなっていきます。
髪というのは、その人の印象を大きく左右します。極端な話をすれば、ボリュームのある髪型のときにはイケメンともてはやされるようなタイプでも、ボリュームのないペタンとした髪型にした途端にフツメン以下になってしまうこともあるのです。
次に、パーマによって根元にふんわり感を出すことができます。ボリュームアップに似ている部分もあるのですが、根元のふんわり感がなくなると分け目にいろいろと問題が出てくるようになるのです。
髪が細くなると、髪の流れが乱れやすくなります。特に、薄くなっている部分は分け目ができやすくなってしまいますし、それによって分け目がいくつもあるような状態になり、ハゲであることを強調してしまうような形になってしまいます。
パーマをあてて根元にふんわり感を出すことによって、変なところで分け目ができないようにすることができるのです。薄くなっている部分もうまくカバーすることができます。
そして、パーマをあてることによって髪に自然な動きを持たせることができます。ハゲている方というのは細くなってボリュームもなくなっていますので、どうしてもペタンとした印象になってしまうものです。
薄いトイレットペーパーを1枚ペラっと置いておくと貧相ですが、くしゅくしゅっとして置いておくと同じ分量とは思えないほどボリュームが出ます。パーマをかけることによって、これと同じようなことが起こるのです。
ハゲの不自然さというのもなくなりますし、パーマをかける前よりもスタイリングの幅も広がります。ヘアアレンジを楽しめるというのもありがたいところです。
これはあかん!ハゲの人がパーマをかけるデメリット!
先ではハゲの方がパーマをかけるメリットについてお話ししましたが、今度はデメリットについてお話ししていきましょう。パーマのときに使う薬剤というのは頭皮の傷などにも結構しみるものです。それだけ刺激の強いものを使っているのですから、デメリットがないわけがないのです。
ハゲの方がパーマをかけるデメリットとしてまず挙げられるのが傷みです。というのも、パーマを頻繁にかけていくことによってパーマで使う薬剤の影響で髪が傷みやすくりますし、頭皮にもかなりの負担がかかります。
パーマでは、髪を構成しているケラチンを薬剤で壊して、違う形に整えてから結合させ、かためるのです。この薬剤を浸透させるために、熱を与えることも必要になってきます。
言ってしまえば、パーマというのは普通に生きていて自然に起こるようなものではありません。化学変化をムリやり起こさせているのです。最近では髪や頭皮へのダメージを考えた薬剤も出てきていますが、それでも影響を与えることには変わりありません。
こういった薬剤が頭皮から染み込んで、頭の中にまで影響を及ぼすという話もあります。どちらにせよ、頻繁にパーマをかけるのは頭皮や髪の健康によろしくありません。
また、先ではパーマをかけることによってヘアアレンジの幅が広がるという話をしました。ヘアアレンジの際には、スタイリング剤が必要になってくるかと思いますが、このヘアスタイリング剤のつけすぎもデメリットになってきます。
スタイリング剤自体が髪にとっては異物ですし、スタイリング剤によって空気中のゴミなどを髪に吸着させてしまうのです。これによって、頭皮環境が悪化してしまうことも考えられます。
そして、パーマをかけるにしてもそのスタイルによってハゲが余計に目立ってしまう可能性があるということです。たとえば、ウエーブをかけるにしても、強めにするか弱めにするかでも印象というのはかなり変わってくるものです。
パーマであれば何でもいいというわけではありませんし、パーマのかけ方によってはより悲惨な状態になってしまう可能性もあるのです。パーマをかけた後のスタイリングの仕方でも同じことが言えます。
パーマをかけるならこういうところに注意しておこう!
ハゲの方がパーマをかけるメリットとデメリットについてお話ししたのですが、やはりデメリットを知ってしまうとそこばかりが気になって不安を募らせてしまう方もいるかもしれません。しかしながら、いくつかのことに注意しておけば、パーマのデメリットもカバーすることができます。
まずは、パーマをかける期間です。先でもお話ししましたが、頻繁にパーマをかけてしまうと、髪や頭皮が傷んでしまいます。髪や頭皮を傷めてハゲを進行させてしまったのでは本末転倒ですから、できるだけ期間をあけてパーマをかけるようにしましょう。
次に、パーマの種類もポイントです。パーマにもいくつかの種類がありますので、デジタルパーマなどの髪に負担の少ないパーマを選ぶようにすると違ってくるでしょう。
パーマをかけた後には、ケアも忘れないようにしたいものです。パーマをかけた後の髪というのは思っている以上に傷んでいますので、トリートメントなど自宅でもしっかりと毛ケアをしていきましょう。
パーマをかけた後には、スタイリング剤を使うことも多くなるでしょう。スタイリング剤にも用法用量の記載があるかと思いますので、そういったものを守りつつ、できるだけ使わないようにしたいものです。
スタイリングはスタイリング剤がないとできないと思われがちなのですが、実際にはスタイリング剤なしでもスタイリングは可能です。ドライヤーの温風と冷風を使い分ければ、スタイリング剤なしでも十分なスタイリングが可能です。
そして、パーマをかけるにあたって、美容師の方にしっかりと相談しておきましょう。髪質について話した上で、どのようなパーマがいいのか、どのような髪形がいいのかといったことを話し合っていきたいものです。
馴染みの美容師の方であれば、髪質や髪の状態なども把握していてくれるでしょうから、パーマをかけるときには馴染みのところでお願いしたほうがいいかもしれません。新規を開拓するのであれば、カウンセリングに力を入れているところが安心です。
まとめ
ハゲの方にとって、パーマというのはハゲ隠しに有効な手段となってくれます。しかしながら、デメリットがまったくないわけではありません。
ハゲ隠しにパーマをかけるデメリットを十分に把握した上で、後悔のない選択をしていきましょう。注意点を意識してうまくパーマをかければ、生活はかなり変わってくるかと思います。