ハゲで悩んでいる方というのは、やはりまずハゲを隠すことを考えるのではないでしょうか。臭い物に蓋をする・・・というと顔をしかめる方もいるでしょうが、ハゲを隠すというのは一時的な対処法にしかなりません。
もちろん、ハゲを隠す方法にもいろいろあります。ただ、どのような方法でもハゲを隠す以上は一時的な対処法でしかありませんので、とりあえずハゲを隠しつつも根本的な解決法として育毛を考えたほうがいいでしょう。
ド定番!ハゲを髪型で隠す方法!
ハゲを隠す方法にもいろいろなものがありますが、その中でもドがつくほどの定番となっているのが髪型で隠す方法です。実践している方も多いでしょうし、有名人でもこの方法を取っていることは多いものです。
ただ、髪型で隠す方法もさらにいくつかのパターンがあります。まずは、気になる部分に他のところから髪を持ってくるというやり方です。あまり想像したくない例えかもしれませんが、いわゆるバーコードの状態が代表的なものです。
基本的にハゲを隠すのであれば、他の部分との対比を目立たなくするために髪を短くするのがいいといわれているのですが、短髪が似合わない方もいますし、諸事情で短髪にできないという方もいるかもしれません。そういった場合には、ハゲている部分を他の部分でカバーするしかありません。
有名人でもこの方法を取っている方は多いのですが、やはり違和感が出てくるものです。最近だと阿部寛さんあたりが厳しくなってきています。
しかも、ハゲているところ以外から髪を持ってくることになりますので、髪のセットにも時間がかかります。ハゲを隠すために時間をかけてセットしているわけですから、セットが崩れていないかも気になるようになります。1日中気が気でないということもあるかもしれません。
あとは、髪を濡らしたり、髪が乱れたりするようなこともできなくなります。海水浴、プール、温泉、スポーツマリンスポーツ・・・もともとこういうものとは無縁という方であれば支障はないでしょうが、こういったことを好んでいた方にとっては大打撃です。
先ではハゲを隠すためには髪を短くするのがいいという話をしましたが、ベリーショートにしてしまうという手もあります。芸人さんやアーティストの方、アスリートの方だとサイドを刈り上げてトップを残すといった感じのベリーショートをしている方が多いです。
中途半端に髪を伸ばしてしまうと、ハゲている部分と髪が伸びた部分の対比が目立ってしまいます。髪型をセットするのも大変でしょう。思い切ってベリーショートにしてしまうと、髪型をセットする手間からも解放されますし、セットの乱れで心まで乱される心配がありません。
あとは、坊主にするというのもひとつです。ほとんどの方がハゲると髪型でどうハゲを隠していくかということばかりを考えて、髪を伸ばしたり、アレンジしたりするものです。
しかしながら、坊主にしてしまうのも意外に有効な方法なのです。ハゲを隠すといったときには、やはり何かでカバーするという発想になってしまいがちです。ですが、最初からオープンにしてしまうと気持ち的にもかなり楽になります。
もちろん、これまであった髪をそり落としてしまうというのはかなり勇気のいることでしょう。それでなくともハゲの方にとって、髪というのは短いもの1本でも惜しいものです。
ただ、ハゲというのは髪があるからこそ目立ってくるわけですし、髪があるからこそ惜しくなってしまうものなのです。勇気を出して坊主にしてしまえば、新しい世界が見えてくるようになるかもしれません。
これまで一度も坊主にしたことがないという方にとっては、大冒険です。最初は違和感もあるでしょう。しかしながら、髪型というのはそのうち馴染んでくるものですし、そのうち「坊主も似合うね」と褒められるかもいれません。
髪型でハゲを隠す方法としては、パーマをかけるというのもひとつです。うまくパーマを活かすことができれば、ハゲている部分を隠すことができるだけではなく、全体のボリュームアップにも期待ができます。
しかしながら、パーマはやはり髪や頭皮にとってはかなりの負担になります。それに、パーマを失敗してしまえば、余計にハゲが目立つという事態になってしまう可能性もあるのです。あまり好ましい方法ではないしょう。
これも定番!ハゲをアイテムで隠す方法!
先では髪型でハゲを隠す方法についてお話ししましたが、ハゲを隠すことができるのは髪型だけではありません。アイテムを使うことによってもハゲを隠すことができるのです。
まずは、帽子です。帽子というのは頭にかぶるもので、ハゲというのも頭にあるものです。頭そのものをカバーすることのできる帽子は、ハゲ隠しにも便利なのです。
帽子というのは思っている以上に汎用性に優れているもので、髪をセットする時間がなく慌てて出るときなどにも帽子をかぶればそれでOKなのです。ハゲを隠すためにカットしたのに失敗してハゲが目立つようになってしまったというときにも、帽子は役立ってくれます。
帽子は髪の長さやハゲのレベルに関係なく、誰でも使うことのできるアイテムです。ただ、帽子というのはいつか脱がなければいけません。帽子をとってしまえば、それまで隠していたものがすべてバレてしまうわけですから、本当に一時しのぎにしかなりません。
しかも、帽子による頭への締め付けや蒸れというのは頭皮や髪にとっても好ましいものではありません。髪もぺったんこになってしまいますし、蒸れたにおいでスメハラになってしまう可能性もあります。
帽子以外だとカツラもハゲを隠す定番のアイテムです。ただ、カツラというのはドラマや漫画の中でもネタにされるものですから、よほど自然な仕上がりになるカツラでない限り、内心では笑われてしまうかもしれません。
昔に比べるとカツラのクオリティーというのは上がっているはずなのですが、今でも「うそでしょ!?」というくらいのひどいカツラをしている方がいます。その状態でテレビに出ている有名人も多いので、カツラそのものへの印象やイメージもあまりよろしくないでしょう。
仮に、自然なカツラをゲットすることができたとしても、今度は「バレたらどうしよう・・・」という部分で不安を抱えることになります。強風にあおられてカツラが浮いたらどうしよう、衝撃でカツラがずれたらどうしよう・・・不安というのはいくらでもわいて出てくるものです。
「カツラであることを先にカミングアウトしてしまえばいい!」という方もいるかもしれませんが、カツラであることをカミングアウトすることによってストレスが余計にたまるということもあるのです。実際に、面倒だからカミングアウトしたのにいつまでたってもカツラのことでいじられて嫌な思いをしているという方もいるのです。
また、カツラも帽子と同じようにかぶせるものですから、やはり蒸れが起こってしまいます。カツラの場合には、さらに地毛を引っ張ってしまうので、それによって髪が抜けることもあります。
お高いですし、頭皮や髪にとってもよろしくないのです。長期的に使うとなってくると、デメリットのほうが多くなってくるでしょう。
あとは、お粉やペンもハゲ隠しのアイテムになります。ナインティナインの岡村隆史さんがハゲていることは有名ですが、そのスタイリストさんがハゲ隠しのためにお粉を使ったことにご立腹だったというエピソードもあります
ハゲの方というのは、その部分の地肌が目立つようになっています。本来であれば髪で真っ黒なはずのところに肌色が見えるからこそ「おや?」と思うわけです。
要は、肌色が見えなくなれば「おや?」と思われることもなくなるのです。だからこそ、肌色が見えている部分をお粉やペンで黒く塗ってしまおうというわけです。
岡村隆史さんのお粉のエピソードは完全なネタになっていますが、他にもお粉やペンを使っていることを公言している有名人は少なからずいるようです。ただ、これはあくまでも遠目から見ればバレないというだけであって、近くで見られると思っている以上にすぐにバレてしまいます。
しかも、お粉やペンというのは言うまでもなく頭皮や髪にとっては異物です。それによって頭皮が荒れることもあるでしょうし、お粉やペンが毛穴を塞いでしまうということもあるでしょう。結局は、これもあまりよろしくない方法なのです。
実際どうなの?育毛サロンのエクステや植毛でハゲを隠す方法!
髪型やアイテム以外でのハゲを隠す方法というと、育毛サロンでのエクステや植毛が挙げられます。最近ではアートネイチャーやアデランス、リーブ21などのテレビコマーシャルでもよく見聞きするようになりましたし、興味を持っているという方も多いのではないでしょうか。
まずは、エクステについてです。エクステというと女性がオシャレのためにしているもののように思えるかもしれませんが、ここで言うのは増毛エクステです。
増毛エクステでは、今ある髪に人工毛を1本ずつ結び付けていくというものです。気が遠くなる作業ですが、テレビコマーシャルなどでも早送りで実際に結び付けているところを流しているものがあります。
七夕には笹に短冊などを吊るすものですが、貧相な笹でも短冊などの飾りを吊るすとボリュームが出て立派に見えるものです。感覚的にはこれと同じで、地毛に人工毛を結び付けて毛を多く見せることができるのです。薄毛が広範囲に広がっている場合には、地毛にカツラをくっつけるというやり方もあります。
基本的に専門家が丁寧に編みこんでいきますので、簡単には取れません。ハゲの方にとって水気のある場所というのは避けたいところですが、プールや海、温泉などで髪が濡れても問題ありません。つけたまま洗うこともできますし、仕上がりも自然になります。
ただ、エクステも万能ではありません。というのも、あくまでも編み込んでいくだけですので、そのうち髪が伸びてくるとそれがそのまま浮いてくるようになります。
定期的なメンテナンスが必要になりますし、編み込むことによって髪や頭皮に負担がかかり、抜け毛を進行させてしまうこともあるのです。1回きりというわけではないので、定期的なメンテナンスのことも考えると経済的にも結構な負担になるでしょう。
次に、植毛についてです。その名前の通り、髪を植える方法です。日本ではまだまだ一般的というレベルにはいたっていないのですが、海外では定番の方法です。
ハゲの方でも普通に髪がたくさん生えている部分というのはあるかと思います。その部分を切り取って、1本ずつハゲているところに植えていくのです。移植手術を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
自分の体の一部を移植していくわけですから、拒否反応もありません。定着率もいいですし、植えた髪はその後伸びてくれます。
デメリットは後頭部に手術痕が残るということと、移植するための自毛が残っていないと出来ないということが上げられます。ただ、やはり手術をすることにありますので、痕が残ってしまいます。
また、地毛が残っている方でないとこの植毛という方法は選択できません。手術をすることになりますので、お医者さんの腕によって仕上がりも違ってくるでしょう。それに、大掛かりな手術をすることになりますので、その費用もお高くなります。
うまくいけば最高の方法なのですが、やはりデメリットがないというわけではないのです。気軽に手を出せるものではないので、最後の手段として植毛を考える方も多いようです。
ハゲを隠す人生とはサヨナラ!隠すのではなく育毛する方法!
ハゲを隠す方法についてご紹介しましたが、結局はどの方法も大なり小なりのリスクがあります。それにやはり一時的な対処法にしかなりません。
ハゲを隠し続ける人生に嫌気がさすという方も実際に多いものです。ハゲを隠す人生とはサヨナラして、育毛で根本的にハゲを解決していきましょう。
育毛のための方法として、まず挙げられるのが育毛剤を使うことです。「育毛=育毛剤」というのは、もはや当たり前のことです。
育毛剤には頭皮を清潔にする成分や血行をよくする成分、栄養を与える成分などが配合されています。基本的には頭皮や髪の成長の邪魔になる要素を取り除いて、頭皮や髪の成長をサポートするものです。
劇的な変化というのは期待できないかもしれませんが、育毛をサポートしてくれるのですからうまく活用していきたいものです。基本的なヘアケアが間違っている、生活習慣に問題があるといったことでハゲを進行させている方もいますので、そういった方はヘアケアや生活習慣の改善にプラスして育毛剤を使っていくといいでしょう。
次に、AGAクリニックに通うというのも育毛のための選択です。AGAクリニックについては、テレビコマーシャルなどでもよく見聞きしていることと思います。
一般的に薄毛対策にいいと言われていることをすべて実践しても改善が見られなかったという方は、AGAクリニックでいい結果が得られるかもしれません。男性ホルモンが薄毛の原因となっている場合には、AGAクリニックで適切な薬を処方してもらうことによって改善が見られるでしょう。
まとめ
ハゲを隠す方法にもいろいろなものがあります。しかしながら、そのほとんどが一時的な対処法にすぎませんし、大なり小なりのリスクがあるものです。
ハゲを一生隠し続けるというのは本人のメンタルにも頭皮や髪にもよろしくありません。だからこそ、根本的な解決を図るために育毛を考えていくようにしましょう。