20代

20代だけどハげてる!これ以上進行させないための4つのコツ

生え際を気にする男性
20代の若い世代の人の中には「薄毛で悩むのは40歳を過ぎてから」というイメージを持っている人は少なくないようですが、実際には10代後半から20代の若い世代で薄毛に悩まされる人が増えています。ここでは若い世代のいわゆる“若ハゲ”の原因とこれ以上症状を進行させないための4つの対策について紹介します。悩むのは今日でおしましにしませんか?

増えている若ハゲ。早めの対策が必要

20代は人生のうちで性ホルモンがもっとも活発に分泌され、髪も体も心も一番成長する時期です。つまり薄毛というよりもどちらかと言えば髪の量が増えてしまい「なんとかして落ち着かせたい」という悩みを持つ人の方が多いはず、しかし最近では若ハゲに悩む人が増えてきています。
この時期は勉強や人付き合いなど、楽しいことや辛いことをたくさん経験して人間として成長していく時期です。薄毛という余計な悩みを持ってしまうと外出することすら嫌になってしまう人も少なくありません。
年齢を重ねてから進行する薄毛と違い、若ハゲは原因によっては対策をすればすぐに治ると言われています。手遅れにならないうちに早めに対策が必要ですが、特に若い世代は誰にも相談できずに悩んでしまう子もいるので、保護者がそのサインを早めにキャッチしてあげることができるといいですね。

若ハゲの考えられる原因と対策は?

若ハゲの原因はいくつも考えられます。

  • 遺伝
  • 食生活の乱れ
  • パーマやヘアカラー
  • ストレス

遺伝

薄毛は遺伝の影響をかなり受けやすいです。意外に感じる人もいるかもしれませんが、両親や祖父母、きょうだいで薄毛体質の人がいるとその体質が遺伝しやすく、特に母方から影響を受けやすいともいわれています。しかし実際にその体質を受け継いでも、規則正しい生活習慣を送っている人はなんら髪の悩みがない人がたくさんいます。
今症状が出ていなくても、将来的に薄毛になる可能性があるか調べたい場合は病院で検査を受けたり、遺伝子を調べるキットも販売されています。若いうちはわざわざ調べる必要はないかもしれませんが、必要なら調べてみてもいいですね。

食生活の乱れ

若い世代はファストフードや外食を利用する機会が多く、また成人すれば友人とお酒を飲む機会も増えます。若い世代は少しくらい食べ過ぎたり飲み過ぎても次の日まで影響が残ることはないため、ついついムリをしてしまいがちです。一人暮らしをしている人ならなおさらスーパーのお惣菜やお弁当で自分の好きなものばかりを選んでしまいがち。
ジャンクフード
しかし健康な髪を作るためには食事で摂る栄養が重要で、食事で摂取した栄養はまずは生命活動に必要な部分に先に使われて髪の成長には後回しになってしまうため、次第に栄養不足や偏りが起こって抜け毛が増えてしまいます。食べ過ぎや飲み過ぎたと思うのであれば数日はカロリーを抑えた食事にすること、そして忙しくても週に何度かは自分の髪や体のためにバランスのとれた食事を摂りたいですね。

パーマやヘアカラー

若い世代はおしゃれのために、また中には薄毛を隠すためにパーマやカラーを自分で頻繁に行う人もいます。しかしセルフカラー液やパーマ液は慣れていない人でも綺麗に仕上がるように、相当強い成分も含まれていると言われていて、この刺激が髪や頭皮にはよくありません。
それでも費用や時間の面から頻繁に美容院へ行くことが難しい人もいると思います。やむを得ずセルフで行うならできるだけ期間は空けること(3か月程度)、また市販のカラーやパーマ用シャンプーを使って丁寧に髪をケアしてあげましょう。もしくは数回に一度でも美容院でプロに施術をしてもらうことをオススメします。
また春以降の紫外線が増える時期に顔や体はしっかりと紫外線ケアをしても頭部は無防備のまま外出してしまう人もいるのではないでしょうか?紫外線は頭皮の細胞の中まで入りこんで組織を破壊し、頭皮の老化の原因となって抜け毛を増やしてしまいます。面倒でも外出時には帽子や日傘を使うこと、また髪用の紫外線スプレーを使う方法もオススメです。さらに海や山へ行ってしっかりと日焼けをしてしまったら当面はいつも以上に髪や丁寧にいたわってあげましょう。

ストレス

勉強、仕事、人間関係、また家族など誰でも悩みが一つはあるものです。ストレスは全身の血管を収縮してしまい、血流を悪くさせてしまいます。頭皮は体の一番先端にあり、細い血管が多いためすぐに血流が悪くなって栄養不足になってしまいます。
ストレスをなくすことはできませんが、髪のためにも溜めないように自分の趣味の時間を作って楽しみたいですね。悩みが解決できないなら周囲の人に相談しましょう。また髪のことについて悩み過ぎても症状をひどくさせてしまうため、考えすぎないことも大切です。

まとめ

ここでは若ハゲに悩んでいる人に知ってほしい、原因や対策について紹介しました。紹介してきた原因が一つも思い当たらない場合、病気が潜んでいるかもしれません。たとえば女性だと貧血、そして男性も女性も甲状腺に関係する病気を発症すると抜け毛が増える可能性があるので、原因の分からない体調不良がある場合は病院で診断を受けることをオススメします。
そして若い世代だからこそむやみに対策をすると後で後悔する結果にもなりかねません。どんな対策をしたらいいか分からない場合には保護者はもちろんのこと、医師や薬剤師、美容師などの専門家に相談することも一つの方法です。