そもそも薄毛と栄養素の関係ってどうなってるの？
ハゲ対策の食事というのは、結局のところ、食事の栄養素がポイントになっています。頭皮や髪にとって必要な栄養素を食事から摂取することがハゲ対策になるのです。
もともと人間の体の中でも栄養素というのは作られているものです。しかしながら、すべての栄養素を人間の体の中で作ることはできません。食べ物からしか摂取できない栄養素というのもあるのです。
髪はケラチンというたんぱく質から構成されているのですが、これは十数種類ものアミノ酸が結合してできたものです。ここで必須アミノ酸が必要になってくるのですが、この必須アミノ酸というのは残念ながら人間の体の中では合成ができません。そのため、頭皮や髪のためにも食事から摂取していく必要があるのです。
外からしか摂取できない栄養素が不足してしまうと、頭皮や髪というのはいつまで経っても健康的な状態にはなりません。だからこそ、食事から摂取する栄養素が薄毛対策において重要になってくるのです。
健康的な頭皮や髪というのは、健康な体があってこそのものです。そのためには、栄養バランスのとれた食事が欠かせません。薄毛対策になるようなものを取り入れながら栄養バランスのとれた食事をすることによって健康な体を手に入れて、健康的な頭皮や髪を目指していくことができるのです。
食事で改善しない薄毛はこれが原因かも？
食生活の乱れが原因で薄毛になっている方は多いですし、そういった方が食事に気を使うようになると思っている以上に髪や頭皮の状態が変わってくるものです。しかしながら、中には食生活に関してはパーフェクトなのに薄毛が改善しないという方もいるかもしれません。そういう場合には、別のところに原因があると考えられます。
まずは、睡眠不足や睡眠の質が低下しているというケースです。髪の成長には成長ホルモンが必要なのですが、その成長ホルモンは夜寝ているときに分泌されるものです。
睡眠不足や睡眠の質が低下していると、髪が成長しきれないままになってしまうのです。一生懸命に栄養素を摂取しても、それが十分に活かされない状態になっているのです。
また、食事の時間帯に問題があるケースもあります。夜遅くに食事をする、寝る直前に食事をするという方は、それが原因となって薄毛が改善しないのかもしれません。
髪に必要なたんぱく質の分解には、時間がかかります。そのため、夜遅くに食事をしたり、寝る直前に食事をしたりすると寝る直前に食べると、分解が終わらないままになってしまうのです。
分解が終わらないままですから、せっかくのたんぱく質も髪に行き渡りません。できるだけ食事の時間を早めるようにしたいものです。最低でも寝る3時間くらい前までには食事を済ませるようにしましょう。
さらに、毛根が完全に死んでしまっている場合にも食事では薄毛は改善しません。薄毛の症状が出るようになってから長期間放置していた、過去に頭を怪我しているといった方は、毛根が死んでいる可能性があります。この場合には、そもそも髪の再生ができなくなっているのです。
そして、ストレスです。ストレスは万病のもとと言われますが、ストレスも薄毛に大きな影響を及ぼすものです。食事に気を使っていても、それ以上の大きなストレスがかかっていると薄毛が進行してしまいます。
まとめ
ハゲたくないと思っているのであれば、食事での薄毛対策を実践していきましょう。特殊な食べ物を摂取するわけではありませんので、ちょっとした心がけと工夫で薄毛対策に効果的な食事を続けることができます。
ただ、食事が万全の状態でも薄毛が改善しないというケースもあるでしょう。そういった場合には、別のところに薄毛の原因があると考えられますので、注意しておきましょう。
