なぜ自分は薄毛なのか、どうしたらハゲてしまう進行を抑えることができるのか、疑問に感じている人は少なくないですよね。どうして薄毛になってしまうのか、実は逆効果なことをしてしまっているのではないのかなど、不安に感じていることも多いと思います。ではそもそもの髪の毛が生えている仕組みから原因、対策を紹介していきましょう。
そもそもどうして髪は生えているの?理由は?
そもそもなぜ人間には髪の毛が必要なのか、疑問に思っている人はいませんか。実は髪の毛にもきちんと役割があり、仕事をしているのです。髪の毛なんてお洒落の一部だ、なくても問題ないと考えている人は、髪の毛の役割や重要性をしっかり理解しておきましょう。
衝撃を吸収するため
髪の毛は外からの衝撃を吸収するために必要なものになります。よくアフロのようなふわふわの髪の毛の上に物を置いたりしている姿を、テレビなどで見かけますよね。このように髪の毛は反発する力を備えているのです。人間の頭は筋肉や脂肪がほとんどありません。そのため脳を守っているものは頭蓋骨の骨だけになりますが、骨だけでは少し不安に感じてしまいますよね。髪の毛は脳を衝撃から守るためにも必要なものなのです。
脳を高温や低温から守る
髪の毛は皮膚が変化してできたものだと言われています。そのため皮膚のように体を保護する役割があり、暑さや寒さから守ってくれているのです。犬や猫などの哺乳類動物が毛で覆われているのも同じ理由です。そのうえ脳は人間の行動や言語を司る重要な器官になります。高温や低温などの影響を受けてしまうと、脳の機能が低下してしまい、生命のバランスが崩れてしまうことも考えられるのです。
直射日光や紫外線から脳を守る
人間は直射日光や紫外線の浴びすぎはよくないと言われています。皮膚ガンを発生させてしまったり、シミができてしまったり、時には皮膚が荒れてしまうこともあります。そのため髪の毛は、紫外線や直射日光が直接頭皮に届いてしまわないように守ってくれているのです。紫外線の中でも有害なものは皮膚の弾力やハリの元となるコラーゲンを破壊してしまいます。コラーゲンが破壊されてしまうと、正常な頭皮のままではいられなくなってしまうため、健康な髪の毛も生えてこなくなってしまうのです。もちろんそのままでいては薄毛の原因にもなってしまいます。
重金属などの有害物質を排泄する
実は私たち人間は髪や体毛、汗として、体に吸収してしまった有害物質を排泄しています。人は食べ物や空気中から少しずつ有害物質を吸収しているのです。もちろん普段生活をしているだけでは気がつくことはありませんが、数十年生きていると誰であっても蓄積してしまいます。しかし髪の毛が少ない人はその分、体外に排出できる量も少なくなってしまうのです。そのため体内に有害物質が残ってしまい、体調が悪くなってしまったり、ガンになる確率も高まってしまいます。
このように髪の毛はきちんとした役割があり、人間の体を守っているのです。そのため髪の毛はお洒落のためだけに必要だとか、そんな甘い考えでいてはいけません。薄毛になってしまうと、それ相応の影響はあることを理解しておきましょう。
薄毛になるとどんな症状になる?
では、薄毛とはどの程度から呼ばれているのでしょうか。薄毛の症状や定義について説明していきましょう。
そもそも薄毛とは頭髪量が減ってしまったり髪の毛が細くなるなどの原因によって、地肌が見えてしまっている状態のことをいいます。その中でもよくある症状は下記のようなものではないでしょうか。
男性型脱毛症
一般的には30~40代の男性に症状が出始め、50代以降にはほとんどの人が該当するような症状になります。加齢と共に髪の毛が細くなり、抜け落ちてしまうのです。そして抜け毛には男性ホルモンが深く関係しています。そのため男性ホルモンの影響を受けやすい生え際と頭頂部がハゲてしまうのは、男性型脱毛症と呼んでいるのです。しかしこの場合毛根は生きているため、産毛は生えています。ただし成長する前に抜けてしまうので、完全に伸びることはありません。
脂漏性脱毛症
脂漏性脱毛症の症状は、脂っぽいフケが原因で起こる脱毛症になります。フケが毛穴を詰まらせてしまうことで髪の毛の成長を妨げてしまうのです。そのうえフケを餌とするような細菌が繁殖してしまい、炎症することもあります。
ひこう性脱毛症
ひこう性脱毛症は乾燥したフケが毛穴に詰まって起こる症状になります。シャンプーのしすぎやカラーやパーマなど、頭皮を刺激してしまうことが原因だと言われています。フケが出るため脂漏性脱毛症と似ていますが、ひこう性は頭皮の角質が異常を起こしている状態のため、脂漏性の症状よりも大量に皮膚がはがれ落ちると言われています。
若年性脱毛症
若年性脱毛症はその名の通り、20代~30代のような若い年代に見られる症状になります。毛根の細胞が正常に働かず、髪が寿命を迎える前に抜け落ちてしまうのです。遺伝が問題になっているケースがほとんどですが、ホルモンバランスの乱れや不規則な生活習慣が原因になることもあります。
薄毛になった時の症状は、どのような原因によって引き起こされるかによっても変わってくるものです。そのため一概にどのような症状が見られるとは言えません。しかし地肌が見えてしまうほど髪の毛が抜け落ちてしまった時は、薄毛の症状が引き起こされたと考えましょう。次は薄毛になってしまう原因について説明していきましょう。
薄毛になってしまう4つの原因
薄毛になってしまう原因はさまざまなものがあると言われています。その中でもよくある4つを紹介していきましょう。
生まれつきの体質
両親や祖父母、家系の中に薄毛の人がいる場合、遺伝によって生まれつき薄毛になりやすいことがあると言われています。遺伝によって薄毛を引き起こす要因に弱く、簡単なきっかけでも発症しやすくなってしまうのです。
ストレス
ストレスは薄毛になる要因の中でも、大きな割合を占めているものだと言われています。ストレスを感じることで体が硬直したように緊張状態になってしまい、血管が萎縮してしまったり血行が悪くなってしまいます。血行が悪くなってしまうと頭皮に栄養が行き渡らなくなってしまい、髪の毛の成長が遮られてしまうのです。そのうえストレスは食欲不振なども引き起こしてしまうため、髪の毛に必要な栄養素も不足してしまうことになります。気がついた時には薄毛になっていた、なんて事もありえてしまうため、ストレスには気をつけましょう。
頭皮環境の乱れ
頭皮環境が乱れてしまうと皮脂が増えて脂性になってしまったり、乾燥によってフケが出てしまったりします。そしてその皮膚が原因で毛根が塞がってしまったり、髪の毛の成長を止めてしまうことがあります。頭皮環境はシャンプーや生活習慣によっても乱れやすくなるため、なるべく自分にあわないシャンプーなどは避けるようにしましょう。他にも紫外線やパーマ、カラーなども影響することがあるため、過剰に頭皮を刺激してしまわないようにしましょう。
病気などの影響
薄毛になってしまう原因には、なんらかの病気が影響してしまっていることもあります。単純に薄毛になってしまっただけではないケースも稀にあるのです。髪の毛以外にも何か体調の変化を感じたりするのであれば、一度病院で検査をしてもらうようにしましょう。
薄毛になってしまう原因はさまざまなものがあるため、自分の原因はこれだと決めつけることは難しいと思います。しかしある程度、影響しているものはあるのではないでしょうか。原因を知ることで今後改善していく方法が見えてくることもあります。生活習慣を見直したり、頭皮環境を守る方法を身につけていくようにしましょう。
抜け毛の形状から薄毛診断!あなたは大丈夫?
髪の毛にはヘアサイクルというものがあり、生えてから抜け落ちるまで4~6年の歳月が必要だと言われています。しかし頭皮環境に異常がある場合は、このサイクルが短くなってしまうのです。そして実は抜け毛を見ると薄毛になってしまうかもしれない危険な抜け毛かどうか、判断することができます。
そもそも髪の毛は成長期・退行期・休止期のサイクルを繰り返しています。成長期とは髪の毛が伸びている期間のことで、2~6年の間は成長期になります。毛母細胞が分裂をくりかえし、髪が太く長く育つのはこの期間です。そして退行期は成長が止まり、抜け落ちるまでの2~6週間の間を指しています。毛母細胞の分裂が停止し、色素細胞の活動も鈍くなる期間です。そして最後には完全に毛母細胞の分裂が止まり、次の成長期に向けての準備が始まる休止期に入ります。休止期の期間は3~4ヶ月と言われており、この間に毛が抜け落ちます。
そしてこのヘアサイクルは1本1本周期が異なるため、一気に抜け落ちる心配はありません。そしてこのヘアサイクルが正常なのかは、毛根のチェックをすることで確認をすることができます。では毛根のチェックの仕方を紹介しましょう。
まずは短く毛先がチクチクしている場合です。このような毛は最後まで成長をする前に抜けてしまった毛になります。そのため毛穴に問題があり、細い毛しか育たない毛穴からは次第に産毛しか生えなくなってしまいます。
そして毛根から白い尻尾のようなものがついている抜け毛や、濡れているように見える毛根の場合はとても危険です。このような毛根は育毛剤などの効果を期待することができません。他にも過剰に皮脂を分泌するような人は、毛根に皮脂の塊がついてくるようなケースもあります。白い尻尾がついている場合は、頭皮の乾燥が進んでいることもあるので、頭皮環境の見直しをするようにしましょう。
さらに毛根付近は太く、毛先にいくにつれて急激に細くなっているタイプも危険になります。実はこのような症状の人は円形脱毛症の人に多く、このような毛が増えると薄毛が慢性化することもあるため気をつけましょう。
自分の抜け毛の状態を見て、自分はどのタイプに当てはまるのか確認してみましょう。実は薄毛になってしまう前兆に気がつくこともありますよ。
当てはまっていませんか?薄毛に要注意な人とは
薄毛になりやすい人は、共通点があるケースもあります。実は生活習慣の中でも髪の毛に影響を与え続けているようなことがあるのです。その中でも特に注意をしてほしいものを紹介していきましょう。自分は薄毛の要注意人物に当てはまっていないか、チェックしてみてください。
食生活の乱れ
髪の毛はケラチンというタンパク質が99%を占めています。そのため食生活が乱れて栄養素のバランスが崩れてしまうと、髪の毛を構成している栄養素のバランスも崩れていってしまうのです。そのうえ人間は心臓や脳などの働きのほうが重要なため、栄養が不足してしまうと髪の毛に回す栄養は切り捨ててしまいます。食生活が乱れることでストレスが溜まりやすくなるだけでなく、髪の毛や頭皮にも悪影響を及ぼしてしまうのです。まずは規則正しい生活をするように心がけましょう。
過剰なアルコール摂取
アルコールを過剰に摂取してしまうような人は薄毛になりやすいと言われています。アルコールを大量に摂取すると、体内で分解するために大量のアミノ酸を使用してしまいます。実は髪の毛の99%を占めているというケラチンを作るためのアミノ酸も、アルコールの分解に回されてしまうようになるのです。ストレス発散のためにもアルコールはやめられないというのであれば、なるべく控えることを心がけるようにしましょう。
喫煙
喫煙をすると緊張状態になるため血管が萎縮していまい、髪の毛に悪影響をおよぼしてしまいます。タバコに含まれているニコチンには毛細血管を萎縮させる働きがあります。そのうえ髪の毛の栄養素として大切なビタミンCが大量に消費されてしまうのです。すぐに禁煙するのが難しいとしても、喫煙は百害あって一利なしです。なるべく本数を減らしていけるようにしましょう。
睡眠不足
髪の毛は主に睡眠中に分泌される成長ホルモンによって成長しています。そのため毎日睡眠不足の状態でいては、髪の毛は成長しなくなってしまうのです。しかし毎日バラバラの時間に睡眠をするのも決して良いとはいえません。不規則な睡眠をとることで副交感神経の働きが鈍くなってしまうため、不規則な時間よりも決まった時間に寝付けるようにしましょう。
合わないシャンプーの使いすぎ
人間は人によって体質が違うため、成分によって合わないシャンプーというものがあります。皮脂が過剰に分泌されやすいという人は皮脂をとることを重視しがちですが、実は皮脂をとりすぎてしまうことも良くないのです。そのうえ頭皮が刺激されやすいものをオススメできません。アミノ酸系やノンシリコンのシャンプーを使用し、優しく洗うようにしましょう。
上記で説明してきたことに心当たりのある人は、薄毛になりやすい要因がたくさん詰まっています。今は問題ないとしても、今後薄毛になってしまう確率は他の健康体の人よりも高いと言っても過言ではありません。もう一度自分の生活習慣を見直し、なるべく体に負担をかけてしまわないようにしましょう。
これだけはダメ!やってはいけない薄毛対策
実は世の中で浸透してしまっている薄毛対策の中でも、やってはいけないと言われているものもあります。良かれと思って対策していても、逆効果になっていることも少なくないのです。そのためきちんとした対策方法を知り、間違った方法をとってしまわないように気をつけましょう。
頭皮を叩く
昔から薄毛に悩んでいた年配の人は知れ渡っている方法ではありますが、ブラシで頭皮を叩くことで血行を良くし、薄毛の改善効果があると言われています。しかし現代では、その方法が間違っていると証明されています。軽く頭皮を叩くことは問題ありませんが、思い切り叩くと逆に頭皮を痛め、毛根の細胞が死んでしまうのです。そのため突然毛が生えてこなくなってしまったりすることも考えられます。
洗いすぎる
薄毛の対策としてシャンプーで頭皮の汚れをしっかり落とそうとする人がいますが、実は強い力でシャンプーをすると摩擦で髪の毛が痛んでしまい、抜けやすい状態になってしまうと言われています。そのうえシャンプーを付けすぎると頭皮への刺激が強くなってしまい洗い残しのリスクも高まってしまいます。そのためシャンプーの使いすぎには気をつけるようにしましょう。
髪を乾かさないで寝る
よく髪の毛の保湿のためといって、乾かさないで寝てしまう人がいますよね。しかしドライヤーはシャンプーをする行為と同じほど大切なことでもあるのです。髪の毛は濡れたままでいるとキューティクルが開いた状態になってしまい、そのまま寝ると布団などと擦れ、摩擦によって髪の毛が痛む原因になってしまいます。とは言えドライヤーの当てすぎもよくありません。短時間で乾かす努力をしましょう。
さて、上記で紹介したものの中で、自分が行なってきたものはなかったでしょうか。もしも良かれと思って行なっていたような行動があるのであれば、今すぐやめてしまいましょう。薄毛の対策はきちんと根拠を持って、信頼できる方法を選択する必要があるのです。
簡単にできる2つの効果的な薄毛対策
薄毛に悩んでいる人は、効果的な対策方法を知る必要があります。それでは誰でも簡単に取り入れることができる効果的な薄毛対策を紹介していきましょう。
生活習慣を見直す
髪の毛は食生活や生活習慣の乱れが関係していることが多いです。そのためまずはバランスの良い食事をすることを心がけ、髪の毛に栄養を行き渡らせる努力をしましょう。たとえバランスが取れていようとも、コンビニ弁当やジャンクフードばかりでは髪の毛に良くない成分が多いものです。そのためなるべく自炊をするようにし、髪の毛にいい食材をとるようにしましょう。レバーや海藻類などは髪の毛に必要な栄養素をたっぷり含んでいます。海藻サラダなどを作り、積極的に取り入れていきましょう。
そして睡眠不足やアルコールの過剰摂取など、少しずつ改善できる習慣は改善する努力をしましょう。髪の毛には関係ないと思っていても、あらゆる生活習慣が悪影響を及ぼしていることがあります。朝起きてから寝るまでの間、一通り自分の行動を見つめ直し、直せるところから順番に直していきましょう。生活習慣の改善はもっとも効果的な薄毛対策になりますよ。
シャンプーの種類やシャンプーの方法を見直す
生活習慣の改善ほどすぐに効果が表れることはないかもしれませんが、普段使用しているシャンプーの種類やシャンプーの方法見直すようにしましょう。シャンプーはたしかに頭皮の汚れを落とすものですが、合わないシャンプーを使い続けていても頭皮の環境は整うものではありません。自分の頭皮環境と向き合い、自分に合ったシャンプーを選択するようにしましょう。
薄毛の対策は、すぐに効果の出るようなものばかりではありません。そのうえ自分に合った方法を選択していないと、ムダな努力をして結果の出ないことになりかねません。自分の体質や生活を見直し、髪の毛や頭皮に負担をかけないようにしましょう。
頭皮マッサージって効果あるの?やり方は?
頭皮マッサージと聞くと、本当に効果があるのか疑っている人が多いのではないでしょうか。実は頭皮マッサージは薄毛対策としてきちんと効果があります。しかしきちんと正しい方法でマッサージをしないと意味がありません。中にはマッサージをするのが逆効果だという人もいますが、過剰に力を入れすぎてしまったり、長時間マッサージしすぎてしまわなければ問題はありません。
頭皮マッサージは、お風呂で美容液やオイルを使用しておこなうのがより効果的になります。指の腹を使い、ゆっくり揉み上げるようにマッサージするのです。イメージとしては毛穴に詰まった皮脂を押し出すようなイメージがベストではないでしょうか。力は入れすぎることなく、気持ちいい程度で済ませておきましょう。
頭皮全体をまんべんなくマッサージし、生え際から頭頂部にかけて頭皮を下から上に引き上げるようにしましょう。やりすぎてしまうと逆効果になってしまうため、適度におこなうことが重要です。
そして頭皮マッサージをする時は、まず頭皮の状態をチェックするところから始めましょう。両手で頭皮を頭頂部に向かって寄せ、硬かったりするのであれば頭皮が凝っている状態だと言えます。逆に頭皮を持ち上げても元の位置に戻りきらないのであれば、むくんでいる証拠です。頭皮は凝っていてもむくんでいてもマッサージが効果的なので、定期的にマッサージをするようにしましょう。
頭皮マッサージをすることで血行が促進され、老廃物の排出も促されるためデトックス効果にも期待することができますよ。
薄毛になる原因を知ると予防ができる!
薄毛になってしまう原因は、さまざまなものが考えられます。しかし、その原因には日頃から蓄積されている生活習慣や、食生活が関係していることが少なくないのです。髪の毛は外側からの対策だけをすればいいという訳ではありません。体の内側から整えていくことが、薄毛対策でもっとも重要なポイントになるのです。喫煙やアルコールの過剰摂取を控え、なるべく髪の毛に栄養が行き渡る食生活をするようにしましょう。髪の毛を大事にすることは、脳や心臓を守るためにも大切なことになります。髪の毛を増やすだけでなく頭皮環境も見直し、薄毛対策をしていきましょう。薄毛になってしまったからといって、諦めてしまってはいけませんよ。