育毛・発毛成分

ピディオキシジルの育毛効果と副作用を徹底解説!

薄毛で悩んでいる方であれば、インターネットで薄毛に効果的な育毛成分について調べていることかと思います。薄毛というのはとてもデリケートな悩みだからこそ、誰にも打ち明けられないままになっている方は多いのです。そういった場合、できることといえばやはりインターネットでのリサーチです。
薄毛に効果的な育毛成分について調べているうちに、「ピディオキシジル」という成分にたどり着いたという方も多いでしょう。ここでは、そのピディオキシジルという成分について育毛効果や副作用についてご紹介していきたいと思います。

そもそもピディオキシジルって何?

まずは、そもそもピディオキシジルとは何か?というところからお話ししていきましょう。ピディオキシジルは、正式名称「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」という成分になります。育毛のために開発された成分になります。
現在ではピディオキシジルは毛髪用スカルプエッセンスの成分として注目を集めています。しかしながら、最初はまつ毛の美容液として発売されていました。その効果の高さから、毛髪における育毛成分として注目を浴びるようになったのです。

ピディオキシジルの何がすごいの?

育毛成分として注目を浴びているピディオキシジルなのですが、具体的にピディオキシジルはどのようなところが優れているのでしょうか。ピディオキシジルは「ミノキシジル誘導体」と呼ばれているのですが、その浸透力が優れているのです。
「浸透力が優れているくらいで・・・」と思われる方もいるかもしれません。しかしながら、育毛や発毛においては、浸透力が重要になってくるのです。有効成分が頭皮の奥まで浸透しなければ、発毛や育毛の効果は期待できないのです。

気になるピディオキシジルの副作用は?

注目の育毛成分で優れた浸透力を持っているピディオキシジルなのですが、気になるのがその副作用です。基本的には今のところ、ピディオキシジルでの副作用というのは報告されていないようです。実際に、その安全性はかなり高いと言われています。
というのも、先でも少し触れましたがピディオキシジルというのは、もともとまつ毛美容液として使われていました。つまり、目の周りに使われていた成分なのです。目の周りというのはとてもデリケートですし、目に入る可能性もあるわけです。
そういった使われ方をしていたのですから、安全性は高いといえるのではないでしょうか。ただ、ピディオキシジルは新しい成分ですので、使用例というのも他の成分に比べるとまだまだ少ないものです。安全性が高いとは言え、副作用が絶対にないとは言い切れませんし、アレルギーを持っている方や肌の弱い方は注意しておいたほうがいいでしょう。

肝心なピディオキシジルの効果のほどは?

副作用が絶対にないとは言い切れないものの、ピディオキシジルは安全性の高い成分です。副作用に関してはそう心配する必要がないということがわかったところで、次に気になるのがピディオキシジルの効果です。ピディオキシジルの効果のほどはどうなのでしょうか。
ピディオキシジルの育毛効果というのは、とても高く評価されています。その効果は大きく3つにわけることができます。以下で具体的にご紹介していきましょう。

血管拡張作用

血管


ピディオキシジルは、ミノキシジルと同じように血管拡張作用を持っています。血管が拡張されることによって、血行がよくなります。これによって、必要な栄養や酸素が頭皮に行き渡るようになりますので、健康的な髪が育ちやすくなるのです。
もともと頭というのは体の末端で、血流が悪化しやすいのです。実際に血流の悪化から薄毛を引き起こしている方も多いため、血管拡張作用というのはかなり大きなポイントになってきます。

毛母細胞の活発化

ピディオキシジルは、直接毛母細胞に働きかけてくれます。毛母細胞を活性化させてくれるので、毛母の細胞分裂も盛んになります。細胞分裂が盛んになると、毛包全体が大きく成長しますので、太く健康的な髪が生えるようになります。
また、毛包の活性化によって、ヘアサイクルを正常化してくれます。ヘアサイクルにおける成長期を長く、休止期を短くしてくれるので、髪の成長を早めることができます。

毛母細胞を目覚めさせる

ピディオキシジルの成分が毛母細胞に届いたとしても、肝心の毛母細胞が眠っていれば細胞分裂も起こりません。しかしながら、ピディオキシジルの成分はこの眠っている毛母細胞を目覚めさせることができます。そのため、有効成分がムダになることはないのです。
これを可能にしているのは、EGFやPPTEといった一般的には成長因子と呼ばれているものです。グロースファクターとも呼ばれています。この成長因子の配合によって、毛母細胞を目覚めさせることができるのです。

必見!ピディオキシジルの効果的な使い方

ピディオキシジルというのは、かなりの育毛効果、発毛効果が期待できる成分です。普通に使っているだけでもその効果は期待できるのですが、せっかくならその効果をもっと高めていきたいものです。実際に、ピディオキシジルの効果を高める使い方があります。
では、ピディオキシジルの効果をより高めてくれる使い方というのはどのようなものなのでしょうか。以下でご紹介していきたいと思います。

まずは湯船につかって髪を洗う

まずは、湯船につかって髪を洗いましょう。男性であればシャワーで済ませてしまう方も多いかと思います。しかしながら、ピディオキシジルを効果的に使うためにも、湯船につかる習慣をつけましょう。
体が温まって毛穴が開いたら、髪を洗っていきます。優しく丁寧に洗っていきましょう。髪を洗って頭皮を清潔な状態にすることによって、ピディオキシジルの浸透がよくなるのです。

ピディオキシジル配合の育毛剤を使って頭皮マッサージをする

頭皮マッサージ


湯船に使って体を温め、髪を洗って頭皮を清潔な状態にしたら、いよいよピディオキシジル配合の育毛剤を使って頭皮マッサージをおこなっていきます。ピディオキシジル配合の育毛剤を頭皮全体になじませていきましょう。なじませたらマッサージをしていきます。
マッサージといっても、頭皮を軽く押さえて細かく上下に動かすだけでOKです。このときに爪を立てたり、力を入れすぎたりしないようにしましょう。気になる部分は優しく入念にマッサージしていきます。

ドライヤーで仕上げを

ピディオキシジル配合の育毛剤を使って頭皮マッサージをおこなったら、ドライヤーで仕上げをしていきましょう。ドライヤーの熱によってピディオキシジルの成分が浸透しやすくなるのです。面倒に思えるかもしれませんが、ドライヤーを使うようにしましょう。
育毛剤を使った後というのは、やはり多少ベタつきが残るものです。ドライヤーを使うことによって、そういったべたつきも気にならなくなります。ただ、ドライヤーを近づけすぎて頭皮や髪にダメージを与えないようにしましょう。

キャピキシルとの併用も!

ピディオキシジルは、キャピキシルとの併用でその効果を高めることができます。キャピキシルは、テストステロンに働きかける5α-リダクターゼという酵素を阻害してくれます。これによって、AGAで知られる男性型脱毛症を食い止めることができるのです。
キャピキシルを併用することによって、薄毛の進行を食い止めながら発毛や育毛を目指すことができるのです。薄毛の改善を目指すにあたっては、理想的なアプローチになります。

ピディオキシジルはどれくらいで効果が出るの?

かなり効果の期待できるピディオキシジルなのですが、どれくらいで効果を実感できるようになるのでしょうか。基本的にヘアサイクルというものを考慮しなければいけませんので、だいたい3ヶ月から6ヶ月といったところでしょう。もちろん、少なくとも3ヶ月から6ヶ月という意味です。
ピディオキシジルは即効性が期待できる成分ではありません。そのため、ある程度の期間は継続して使わなければいけません。しばらく使い続けることによって、ようやく効果のほどを確認することができるのです。

ピディオキシジルはどうすれば手に入るの?

ここまで読んで「ピディオキシジルを今すぐにでも使いたい!」という方もいるかと思います。最後にピディオキシジルの入手についてお話ししていきたいと思います。といっても、特に特別なことはありません。
というのも、ピディオキシジルを使いたいのであれば、ピディオキシジルを配合している育毛剤を購入すればいいのです。特別な手続きが必要になるといったことはありませんので、安心してください。

まとめ

ピディオキシジルはその育毛効果が注目されている成分です。浸透力に優れており、安全性も高いので安心して利用することができます。ピディオキシジルの配合された育毛剤などでその効果のほどを試してみるといいでしょう。