毎日お風呂に入り、シャンプーをしているという方がほとんどかと思います。シャンプーのときにも結構な抜け毛があるかと思いますが、お風呂からあがってドライヤーをかけるときの抜け毛が気になっているという方も少なくないはずです。洗面台にハラハラと落ちる抜け毛はやはり存在感があります。
ドライヤーによる抜け毛はシャンプーのときの抜け毛と一緒
ドライヤーをかけた後に落ちている抜け毛をひとつひとつ数えているという方もいるかもしれません。そして、その後でインターネットからドライヤーによる抜け毛の平均を調べているという方もいるのではないでしょうか。実は、ドライヤーによる抜け毛の平均というのは気にしなくていいのです。
というのも、ドライヤーによる抜け毛というのは、シャンプーのときの抜け毛と同じなのです。どういうことかというと、シャンプーのときに抜け落ちるはずだった髪がたまたま残っており、それがドライヤーをかけるタイミングで落ちるというだけの話なのです。つまり、ドライヤーをかけたから抜けているわけではないということです。
ドライヤーによる抜け毛の平均本数
もともと普通に生活していても髪は抜けていきます。その平均はだいたい1日あたり50本から100本だと言われています。いろいろなタイミングで抜け毛は発生するのですが、その中でもたくさんの抜け毛が出るのがシャンプーなのです。
シャンプーでたくさん出る抜け毛の一部がドライヤーのときに落ちているだけですので、ドライヤーによる抜け毛の平均は意味がありません。どうしてもということであれば、シャンプーのときに抜けた毛の本数とドライヤーのときに抜けた毛の本数を合算して、50本から100本以内におさまっているかをチェックするといいでしょう。
抜け毛を防止するためのドライヤーの仕方
ドライヤーによる抜け毛というのは、本来であればシャンプーのときの抜けていた毛です。だからこそ、ドライヤーをかけているときの抜け毛の平均にこだわるのは無意味です。それよりも、ドライヤーのときの抜け毛が気になるならドライヤーの仕方にこだわっていきましょう。
基本的にドライヤーというのは短時間で終わらせるようにしましょう。短時間で終わらせるとなると、高温で早く乾かそうとする方も出てくるでしょうがそれはNGです。というのも、ドライヤーの高温というのはダメージにしかなりません。
ドライヤーをかけるときには、熱風を使わないようにしましょう。基本的には微温風と冷風を交互に使って、スピーディーに終わらせていきます。ドライヤーには熱風の設定がありますが、美容院や理容室ではあまり熱風は使われないものです。プロがそうしているくらいなのですから、熱風は極力避けるようにしましょう。
ドライヤーだけではなくシャンプーのときにも気を付けるべき手の動き
微温風と冷風を交互に使ってスピーディーに終わらせていくというのが大事になってくるのですが、このときの手の動きにも気を付けておきたいものです。手の動きに関しては、ドライヤーのときだけではなく、シャンプーのときにも気を付けておきましょう。
ドライヤーとシャンプー、両方に共通して言えることは次の2点です。
- 髪を引っ張らないこと
- 頭皮を指で強く擦らないこと
これで抜け毛を悪化させている方は多いのです。今まで当たり前のようにやっていたという方であれば、今すぐにやめるべきです。
抜け毛が気になる方というのは、抜け毛を確かめるように髪を引っ張ってしまいます。これによって本来抜けなかったはずの貴重な髪が抜けてしまうのです。作物が育つ前に苗を引っこ抜いてしまうのと同じですので、絶対にやめておきましょう。
また、頭皮を指で強く擦らないことも同じです。擦ることによって、これから太く育っていくはずだった髪を抜いてしまうのです。指に限らず手のひら、ゴム製のブラシなどでも同じです。とにかく頭皮を擦らないようにしておきましょう。