つむじ

違いはどこから?つむじとハゲの見分け方

頭皮
頭頂部にあるつむじは、髪の生え方によってできるものです。しかしこれが人によって、はげに見えてしまうこともあり、とてもまぎらわしい場合があります。本当に自分は大丈夫なのか、それとも薄毛が進行しているのか気になる人は、まずしっかりと確認をしてみてください。

どうやって見分ければ良いのか?

頭頂部をチェックしたときに、もしかしたら自分は薄毛が進行しているのかもしれないと思える場合があります。ただ、もしかしたら髪の渦巻き方の具合で、たまたま毛が薄く見えているだけかもしれません。この見分け方には、いくつかのポイントがあります。
まずチェックをしたいのは、周辺の髪質がどうなっているのかです。もしも薄毛が進行している場合は、周辺の髪が細くなっていることに気づきます。髪の毛自体が弱っており、それが地肌の露出原因になっているのです。こうなっていると、早急に対策が必要な状況です。
髪が細くなっていると分かったら、その時点でもう手遅れだと思い込んでしまう人もいます。しかしまだまだ手は尽くせる段階の可能性は高いです。むしろこの段階で気づけたのはよかったと考えて、育毛を心がけましょう。
頭頂部をチェックするときは、鏡に映す方法のほかにスマートフォンなどを使って写真に撮影する方法もあります。この写真撮影は、定期的に行うようにしてください。目安としては最低でも半年に一度は撮影をして、髪が薄くなっていることに気づいたら危険信号が出ていると判断できます。
髪の悩みはデリケートな問題なので、自分一人だけでチェックをしたいものですが、しっかりと撮影をするなら誰かにお願いをした方が確実です。なかなかピントが合わずに悪戦苦闘してしまうこともあれば、前回と同じアングルや場所をうまく撮影できないこともあるからです。どうしても誰かに見てもらうことには抵抗があるなら頑張るしかありませんが、そのチェックを含めてプロへお願いするのも1つの方法です。
薄毛治療の専門医師に診てもらえば、現在の髪の状態をしっかりとチェックしてもらえます。日数の経過による比較も、最低限で済む可能性は高いです。さらにはその原因を探り、対策を含めて治療を受けられるので多くのメリットがあります。ただしそれは通院することが前提になっているので、面倒だと感じる人も多くいます。それならば、まずは自分にできる範囲から頑張ってみましょう。
実際に写真を見ても、自分が薄毛になっているのか判断が難しいことはあります。そういうときは、インターネット上での画像検索などを使ってみてください。問題がない状態と、薄毛が進行をしている場合の写真を見てみると、どういう特徴があるのかは一目瞭然です。具体的には中心の地肌が露出している傾向があるのかどうかです。
最初は自分の現状が信じられず、「もしかしたら、いやまだ大丈夫かもしれない」と考えてしまう人もいます。しかしそこで薄毛対策のために動かなければ、問題を先送りにするだけでどんどん進行してしまいます。現状をしっかりとチェックして、可能な限り早めに対策をしていけるように気をつけてください。

複数ある人はハゲやすいの?

つむじが2つ以上ある人はハゲやすいという話があります。これは実際に本当のことなのでしょうか。自分には2つあるけど、そうなると将来的には薄毛に悩まされてしまうのではないかと不安に感じている人もいます。しかしこれは、実際のところ明確な因果関係のあるものではありません。
それでは、どうしてこのような話が出てきたのかということになります。
実際のところ、これはとても簡単な話です。一見すると髪が渦巻いている部分は地肌が見えているので髪が薄く見えてしまいます。そのことから、実際に薄毛になっていると勘違いしてしまう人が多いのです。もちろん本当に薄毛になっている人もいるのですが、これはしっかりとチェックしてみなければ分からないことが多いです。
ただでさえまぎらわしいものがあるのに、それが2つ以上並んでいるとどうでしょうか。その部分が、より薄毛に見えてしまうのです。しかもその距離が近ければ近いほど、より地肌が見えやすくなってしまいます。そのため何も知らない人が見ると、薄毛がかなり進行している状態の頭頂部に見えてしまうのです。
2つ、3つあるといっても、それがどれくらいの距離でできているのかは人それぞれです。数が多くなるのかどうかは、遺伝の影響が大きく、自分では決められません。しかしたまたま2つ以上持っていて、その距離が近いと言うだけで薄毛の疑惑が出てしまうのは大変なことです。
どうしてもこの問題を回避したいのであれば、ヘアスタイルで工夫をしていく必要があります。もちろん、まったく気にしないという人もいるので、どうするのかは本人の自由です。ただし、そのように見てしまう人も少なくはないことを知っておいてください。
薄毛とは無関係なものですが、それ故に過信してしまう人もいます。薄毛が進行しているように見えても、自分はそれに当てはまらないタイプだからと思い込んでしまい、そのままにしておいてどんどん進行してしまうのです。
開き直りすぎてしまったからこそ起きるパターンですが、やっかいな状態であることに違いはありません。実際に自分が薄毛状態になっているのかどうかは、しっかりとチェックをしてみなければ分からないのです。
どんなことにも当てはまるのですが、面倒な問題は早いうちに対処することが一番です。自分の思い込みから、早期対処できるタイミングを逃してしまうのは、とてももったいないことです。髪のことを指摘されることや自分自身でも気になることがあれば、それは周囲からそう見えているのと一緒です。こまめにチェックして、これまでとは何か違うと感じたらすぐに髪のチェックをするようにしてください。

まぎらわしい問題だからこそ早めの対処を!

髪の問題はとても面倒です。失うのはあっという間なのに、それを取り戻そうとするとかなりの時間と手間がかかります。しかも見分け方も難しいので、そのまま放置をしていたら、気づいたときには手遅れだったということになりかねません。
定期的なチェックと適切な対処を心がけ、自分の髪の毛とうまく付き合っていけるようにしましょう